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EC業界・ネット広告業界・Webマーケ業界への就職・転職を目指している方へ(3回/全3回)

EC業界・ネット広告業界・Webマーケ業界への就職・転職を目指している方へ

(新卒・社会人3年目くらいの方向け)

私だったら欲しかった情報を、3回に分けて発信していきます。

こちらの記事は、第3回目の記事となります。

対象職種は、営業・広告運用者・エンジニア・デザイナー、マーケティングプランナーなど、全職種に共通するテーマを考慮して整理しました。

EC・ネット広告・Webマーケティング業界への就職、転職は未経験者には、難しいのでは?何が必要なのか?など、不安を抱えている方にとって、何か一つでも参考になれば幸いです。

今回は、EC業界・ネット広告業界・Webマーケティング業界への就職・転職を目指している方へ(第1回)の記事でご紹介した「4テーマ」について共有していきたいと思います。

 


ご紹介する4テーマは、どの業界でも大切な要素で当たり前の内容ですが、これが以外と忘れてしまうテーマでもあります。

 

その1)主体性

・自ら率先して[考える、仕事を探す、発信、質問、行動]する姿勢です。

一番大切な要素だと思います。

少し前の「通販新聞」にも、通販企業が最も求める要素として

「主体性」が取り上げられていました。

 

オフィスや学校などで、ゴミを率先して拾う・ゴミに気づくなどを習慣化することで練習ができそうです。

 

その2)俯瞰力

・当事者である自分・自社・自チームを、他人事のように全体を捉える力です。

対クライアント企業・上司・他チームなど、必ず相手がいて仕事が成立しています。

相手の意見を聞いて、目の前の事象から全体最適を考える事が求められます。

全体最適には、一見関係していない事でも、関係性や繋がる要素を発見する力が必要です。

そのために、俯瞰力が重要です。

まずは、日常生活から、斜め後ろの1m上くらいから眺めている自分を作ってみる事を習慣化すると良いかもしれません。

 

その3)論理的思考力

・結論を設定し、結論を構成する要素をグループに分けて考える力です。

まずは「結論」から伝えることを習慣にすること。

次に、結論を構成する要素を(まずは)3グループに分けて整理します。

最後に、結論を構成する各グループの中身も「3つ」ほどリストアップします。

中身は、次の2点を証明します。

・結論を組み立てる「構成要素」(グループ)が間違いではないこと

・結論を支えていること

 

その4)整理力

・課題や調査すべき内容、ヒアリング事項などの整理力です。

課題、調査結果、ヒアリング結果など、整理力は非常に重要です。

苦手な人の共通点は「自身のタスク整理ができない」人です。

 

日常生活から、毎朝やるべき事、期日や時間をリスト化する事を実践する事で誰でも体得できる事ですね。

 

まとめ

 

今回ご紹介しました4テーマは、日常生活から意識して行動しておくと、日々の業務パフォーマンスに、かなりプラスに働きます。

 

スマホで「スグ」に答えがある。という便利な世の中ですが

この業界(EC・ネット広告・Webマーケ)の現場では、簡単に答えが出ない場面がほとんどです。

また「想定違い」は、就職・転職に限らず、仕事・人生にとって、成長するための道具として、常にセットで準備されているように感じます。

 

先程の4テーマを体得していれば、多少高い壁が出現しても、自分でクリアできる確率は上がりますし、周囲からもサポートされやすい人物に近づけます。

現実的な話になりますが、まずは、自分一人で挑む姿勢が見えなければ、誰も助けてくれません。

 

私も、まだまだ修行の身ですが、今回の記事が、未経験者の方を含め、EC業界・ネット広告業界・Webマーケ業界への就職・転職を目指している方にとって、何か一つでもお役に立つ事ができれば幸いです。

 

EC業界、ネット広告業界、Webマーケティング業界への志望動機を考えたり、面接の練習をする事もよいですが、ぜひ、4テーマを意識して脳を刺激してみてください。

 

インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社

宇都 雅史