社内勉強会の様子

弊社では、EC・デジマ業界の「激変する環境」に適応するために、月に1回の「勉強会」と「事例共有」を開催しています。

該当チームは「クリエイティブ」「デジタル広告運用」「コンサルティング」の3チームです。
(希望者はシステム部門も含め参加自由です)

今回は、先日開催した「勉強会」の様子をお伝えしたいと思います。

【目次】
1.勉強会テーマ「対象者の心理とダイレクトレスポンス」
2.顧客の「欲求」
3.欲求テーマからの「派生」
4.まとめ

1.勉強会テーマ「対象者の心理とダイレクトレスポンス」

勉強会テーマ「対象者の心理とダイレクトレスポンス」

 

EC・デジタルマーケティング業界が激変する要素は、昔から変わりません。
大きく2つです。

1)AIなどが代表格である「テクノロジーの進化」
2)対象顧客の「意思決定プロセス」

 

どちらも、弊社をはじめ多くの企業はコントロールできない領域ですね。
しかし「人」そのものの本質は不変です。

 

それが、今回の勉強会のテーマ「対象者の心理とダイレクトレスポンス」です。

 

「影響力の武器」「ザ・コピーライティング」などの王道書籍の重要ポイントに加え
・弊社内の過去の成功事例から得た知見をミックスした内容になっています。

 

多ければ良いとは思いませんが、あれもこれも大切な内容なので、パワポのスライドで173ページのボリュームです。

2.顧客の「欲求」

顧客の「欲求」

 

まずは「顧客の欲求」からスタートです。

 

デジタル広告運用は、AI化がドンドン進んでいます。
その代表格がGoogleです。

 

近年、Googleが、弊社のようなマーケティング支援企業・広告代理店へ発信し続けているテーマがあります。

それが「クリエイティブを頑張ってね!」です。

「クリエイティブ」の対象は「広告素材」と「誘導先ページ」です。

 

という訳で、
対象者の「真の欲求」を深く考える重要性を理解し、欲求を分解していきました。

 

巷でよく言われているように、人の欲求は「楽の追求」と「苦からの回避」の2軸です。
この2軸を、マーケティング現場でアイディアが発散するように、更に8つに分解します。

1)健康で長生きしたい
2)快適に生活したい
3)楽しい時間を過ごしたい
4)痛み、危険、恐怖を回避したい
5)大切な人を守りたい
6)他人に負けたくない
7)異性に認められたい
8)周囲に認められたい

 

以上が、「真の欲求」の軸となるテーマです。

3.欲求テーマからの「派生」

欲求テーマからの「派生」

 

対象者の「真の欲求」を深く考え、いくつかのパターンを創出する事がマーケティング上、とても大切になってきます。

 

勉強会中&後に、参加メンバーから
「担当クライアント企業様の対象者の欲求について、今までとは異なる観点でアイディアが生まれました!」という声もちらほら。

 

さらに、弊社内だけで考えるのではなく、クライアント様と共に「対象者の欲求を再定義する」といった取り組みも生まれています。

 

先程ご紹介した「8つの欲求」は、一見、被っている領域もあります。
ですが、対象者の欲求について考える際、それぞれ「ニュアンス」が微妙に異なります。
この異なるニュアンスが、新たなアイディアを発散させるトリガーになっていました。

4.まとめ

まとめ

 

駅や電車で周囲を見渡せば、90%以上の人がスマホを操作しています。
対象者の多くは、無意識に「処理しきれない量の情報」に触れています。
言ってみれば、常に「お腹いっぱい」の状態です。

 

このような中で、自社の製品・サービスに興味を持ってもらう為にはどうすれば良いのでしょうか?

 

大切なのは「対象者を知る」という事です。

 

勉強会を通して、「顧客の欲求を再定義する」大切さを、改めて認識できました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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