少し前の記事になりますが『ITsearch』の記事から興味深い事例を発見しました。
『Google Nest Hub』のプロモーションを展開するにあたり(6月国内販売 開始)
【TV CM】と【Youtube 動画広告】のどちらがリーチできるか?
という検証を行ったそうです。「自社で検証」という点が、さすがGoogleさんですね。
本日は、こちらの記事を皆さんとシェアしたいと思います。
目次
【目次】
1) Googleが自社プロモで【TV CM】vs【Youtube 動画広告】の検証
2) 野外フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」の事例
3) まとめ
1) Googleが自社プロモで【TV CM】vs【Youtube 動画広告】の検証
記事の内容をポイントだけ抜粋しますと、
・素材:15秒動画
・最初の1週間:TV CMのみ
・次の1週間:Youtubeのみ
●結果:リーチ数はYoutbeの方が30%多かった
という内容でした。
正直なところ、「曜日」「時間」「前後比較」など
データとしては疑問は残りますが
「Youtubeの実力」を感じ取る事ができる事例ですね。
(こちらのサービスで測定したそうです。)
続いて、分かりやすい事例です。
↓ ↓ ↓
2) 野外フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」の事例
他に面白い事例として紹介されていたのが
野外フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」の配信です。
・3日間で1200万回超の再生
┗ 40%がFUJI ROCKの参加経験がない新規ユーザー
●結果:40%の新規ユーザーのうち、65%が来年以降に「現地で参加したい」と回答
「まぁ、そうだよね。」
という感想を抱く方も多いと思いますが
FUJI ROCKの現地参加未経験の方が抱える「遠征」というハードル。
Youtubeでの「疑似体験」によって生まれた<感情>が
「遠征」というハードルを上回り<行きたい>という意識変容が生じたという
事例ですね。
最終的な「行動」に変化したのか?が重要なところなので
来年以降、新規参加者増に寄与したか?続きが気になるところですが
今回のような取り組みを繰り返す事によって
行動変容「率」は別として「参加数」は確実に増えることは
間違いないでしょうね。
親和性の高い事例ですね。
3) まとめ
●「体験」を意識して消費する事の重要性。
今後、マーケティングに関与する人は
(全てのビジネスマンといっても過言ではないかもしれません)
自身が「消費者の立場」で、どれだけ『体験』しているか?
積極的に楽しむ → 自然と仕事に活かされる。というのが、問われる時代ですね。
●Youtube動画広告の魅力
GAと同様に動画広告の検証に必要な要素が公開されています。
(視聴完了率やクリック率、CV、ユーザー評価、ビュースルーなど)
出稿目的に応じた効果測定項目を自由に設定できるため
目的に応じた「効果測定・PDCA」を実践しやすい環境が魅力的です。
ダイレクトレスポンスという観点では
弊社もまだまだ実績が乏しいですが、効果につながる道を開拓するための
情報は十分入手可能です。
あとは、やるか・やらないか。ですね!
IBF黒岩