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ABテストに要する時間

夏の高校野球の代替大会が各地で開催されていますね。
元球児としては「区切り・節目」の場が存在する事は、3年生の球児にとって
大切な思い出として心に刻まれ、その経験・感情は未来の高校生に引き継がれる事と思います。

個人的には、嬉しいですね。よかったぁ!

 

さて、新型コロナに続き、自然災害など
生き抜くために「大切な要素は何か?」など、
コロナ前に比べ「考える」時間が増えた・視点が変わったという方は
少なくないのではないでしょうか?

本日は、生き残る。Webマーケの大切な要素「CVR対策」について
皆さんとシェアしたいと思います。

 


【目次】

1) 『素振り』と『スイングスピード』

2) 『ABテスト』に要する時間

3) イチロー先生


 

 

街のオッちゃんとして、学童野球に携わって7年になりますが
野球では、絶対に裏切らない『努力』と『成果』の関係があります。

それが『素振り』と『スイングスピード』です。

 

 

1) 『素振り』と『スイングスピード』


 

毎日、素振りをすれば、野球の上手い・下手に関係なく
誰でも・必ずスイングスピードはアップします。(小学生は100%です)

 

一般的な数値は不明ですが、ここ数年の小学6年生のスイングスピードの傾向から、
ざっくり以下の3つに分類されます。

A)   95km/h未満: 熱量・努力不足
B)105km/h未満: 伸び悩み次期
C)105km/h以上: 日々の努力を習得

 

(当然、体の成長や体格差によって多少の違いはありますが)

 

それぞれの特徴は

A)打率も低く打球も飛ばず、勝負所や良い投手との対決では「自分に負ける」
B)努力できる選手になるか/言い訳に逃げる選手になるかの「境目」
C)努力の大切さを理解していて、新たな技術習得に「進める」

 

ざっと、こんな感じです。

 

当然ですが、順調に育つ選手はCの選手です。
例えば、Cの選手が外角の打ち方の練習を行ったとします。

試合で成果が得られなかった場合

原因を探す際に「スイングスピードが遅いから?」といった仮説は皆無で
課題の絞り込みが容易になります。

 

自主練方法を指導すると、ひたむきに努力をしてくれるので
成果が得られれば、新しいステージへ進めますし、
思うような成果が得られなければ、努力の方法・方向を共に修正する事が可能です。

 

この『素振り』と『スイングスピード』の関係。

(無意識に)ポジショントークも入っているかもしれませんが
Webマーケティングにおける

『クリエイティブのテスト』と『CVR』の関係と一緒だと感じています。

 

 

2) 『ABテスト』に要する時間


 

一緒だと感じるのは、

● スイングスピード(結果)  ⇒ 『CVR』で
● 素振りが(日々の) ⇒ 『ABテスト』

となるわけですが

 

小学6年生とWebマーケを必要とする企業での決定的な違いは
有限リソースの投資効果ですね。

 

6年生の口から

「投資時間に対して、リターンが少ないので【素振り】は控えます!」

という発信があれば、それはそれで違った意味で興味深いですが。

 

さて、素振り同様に必要性を感じても、なかなか着手できないのが
【ABテスト】ではないでしょうか!?

 

実際、問い合わせを頂く多くの企業様が、ABテストを実施していなかったり、
過去に実施した「だけ」の企業様が多いのが実態です。

 

理由としては

 

  ① 時間がない。ノウハウがない。

  ② 投資効果が悪そう。

 

以上の2つが、継続実施できない理由として多いわけです。

 

が、、、

『本当に、そうでしょうか!?』

 

と、いつも心の中で疑問が生まれます。

 

●Googleさんの無料ツール:https://support.google.com/optimize/answer/6211930?hl=ja
慣れるまで時間を要する方もいるかもですが

 

●有償の『ABテストツール』(←検索結果のURLが開きます)
最近では、カンタンに導入できる月額数千円~10万円以下のツールもあります。

 

つまり、テスト案を考えて制作し、お手軽なツールにアップすれば
ABテストは、勝手に実施してくれるわけです。

 

そうなると、残す弊害は

 

  1. 考える時間、ノウハウ
  2. 制作時間
  3. 投資効果

 

となります。

 

この1~3をまとめて解決しくれる『検証テーマ』があります。

 

それが、TOPページのファーストビューです。

特に、期待できるのが「キャッチコピー」です。

 

 

テスト未実施の企業様であれば、最も成績の悪いキャッチコピーを
採用し続けてしまっている可能性があります。

 

CVR、直帰率、CVRなど、いずれかの数値において
大幅に改善されることが少なくありません。

 

改善というよりも、成績の悪いコピーを採用し続けている状態。
からの脱却ですね。

 

なぜか?と言いますと、ずばり

 

  • 企業側の思い・考え・言葉がコピーになっている

 

要するに

サイト訪問者にとっての価値が正確に伝わっていない状態。
「すれ違い状態」である事が多いです。

 

テストして頂ければ分かりますが
先日、あるサイトのコピーテストに要した時間は

・課題検討
・設計
・アイディア出し(10個)
・実装

以上で、12時間程度です。
(弊社は慣れている。という付帯条件はありますが)

 

あとは、ツールがテストを実施してレポートしてくれます。

レポートを確認すると、今度はここをテストしたい。
制作費を捻出して実施する価値がある・なし。

などなど、自走する事が可能になります。

 

MAツールや、新しい手法を導入する前に
土台となる、自社サイトのABテストが実施できていれば

 

スイングスピードの速い選手と同様に
次のステージへと進みやすいのは間違いありません。

 

 

3) イチロー先生


 

生徒が子供だったり、大人だったります。

イチロー先生の考え方が分かります。

すごくシンプルでストレート!

 

 

 

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