【ママ社員インタビュー①|S氏】「復職は迷いませんでした」——SさんがIBFを選び続ける理由│デジマログ

私たちは、トレンドや机上の空論よりも、現場で成果を出すことを最重視してきました。

IBFの歩みは、最初から完成されたものではありません。
むしろ、目の前の課題に向き合いながら、支援領域を一つずつ広げてきた歴史です。

それでは、その試行錯誤の積み重ねを、当時の背景とともに振り返っていきます。

 

 

IBFは2004年、SEOサービスの提供からスタートしました。

当時は、検索エンジンの検索結果で上位表示されることが重要視されていた時代です。
しかし、設立当初から私たちは「SEOだけでは売上につながらない」という感覚を持っていました。

そのため、「お取り寄せ」「健康器具」「サプリメント」などのメディアサイトを立ち上げ、サイト改善からメルマガ配信まで、自社で運営を行ってきました。

SEOを外から語るのではなく、自分たちで運営し、試し、改善する。
この現場主義が、IBFの原点です。

(当時の出来事)
アテネオリンピックの開催や、イチロー選手の大リーグ年間262安打達成など明るい話題がある一方で、新潟県中越地震やスマトラ島沖地震など、大きな災害も発生しました。

時代が大きく動く中で、IBFもまた、手探りで事業の土台を作り始めていました。

 

 

2005年には、戦略的Webサイト構築の提供を開始します。

TV通販と連動したECサイト構築・運用をお手伝いする機会が増え、「成約」や「数字」に対する姿勢を徹底的に鍛えられた時期でした。

また、広告業界のポータルサイトや、ファッション総合サイト「ZOZOTOWN」様の一部をお手伝いさせて頂く機会もあり、ポータルサイト運営についての知見も蓄積していきました。

この時期に強く学んだのは、
Webサイトは「作るもの」ではなく、「成果につなげるもの」だということです。

きれいに作るだけでは不十分。
人を集めるだけでも不十分。
最終的に、数字にどうつながるか。

この意識が、IBFの支援思想の土台になっていきます。

 

 

2006年には、クライアント様からサイト運営代行のご相談を頂く機会が増え、運営代行業務の提供を開始しました。

SEOや制作業務だけでなく、

・サイト更新
・メルマガ配信
・効果測定
・運用改善

など、実際の運営領域まで支援範囲が広がっていきます。

また、某キー局の深夜通販番組に連動したECサイトの総合支援もスタートしました。

ここで、IBFの支援は「集客」から「運営」へと広がります。

集めるだけではなく、売る。
売るだけではなく、運営し続ける。

Webマーケティングを、部分ではなく流れで捉える視点が強まっていきました。

 

 

2007年には、戦略的Webサイト構築を本格的に提供開始します。

運営業務の経験から、成約に直結するサイト設計の体系化が進み、制作チームも増員。
売上直結型のWebサイト構築を拡充していきました。

同年、代表の宇都が『消えるサイト、生き残るサイト』を出版。
Amazon総合1位を4日連続で達成するなど、1万2千部を発行しました。

この頃から、IBFは単なるSEO会社ではなく、
「集客後の成約」まで見据える会社へと変わり始めます。

(当時の出来事)
第一回東京マラソンの開催、団塊世代の一斉退職による2007年問題など、社会の構造変化が話題になった時期でもありました。

IBFにとって、この2007年前後は、支援の考え方が大きく変わり始めた時期でした。

 

 

この時期、IBFにとって大きな道標になった案件があります。

ある企業様のSEO支援で、約100キーワードのうち95ワードで1〜3位を達成しました。
当時のSEO成果としては、非常に良い結果です。

しかし、その後に受注データを確認すると、集客は20%前後増えていた一方で、売上への貢献は平均すると3%程度でした。

もちろん、売上貢献がなかったわけではありません。
ただ、検索順位の成果と、事業成長への貢献には、大きな距離があることを痛感しました。

この経験から、私たちは強く考えるようになりました。

SEOは、売上全体の一部。
しかも、その一部の中のさらに一部分でしかない。

このままSEO専門会社として突き進んでいいのか。
クライアント企業の事業成長に必要な他の要素を、見ないふりしていいのか。

この葛藤が、IBFを次の方向へ進ませるきっかけになりました。

  

 

2008年には、完全成果報酬のサイト運営サービスを提供開始します。

この背景には、ECサイト運営に必要な知識・経験として、リピートに関する知識が欠けているという気づきがありました。

そこで、「やずや式」のリピートノウハウを学ぶために『リピート顧客倍増実践会』に入会。やずやの大番頭であった西野博道先生から直接ご指導を頂きました。

集客、成約、リピート。
ここまで理解を深めたうえで、審査制による完全成果報酬サービスを開始します。

ECサイト構築、システム、運営、広告費用まで、すべてIBFが負担。
売上の一部を報酬として頂くモデルです。

しかし、勝率は約50%。

このサービスからの学びは「精神衛生上、健全」であるか否かでした。

成果が出なければ、弊社報酬はゼロ。
それだけでなく、原因の所在も曖昧なまま、現場には重い責任とプレッシャーが残り続けます。

誰も悪くないのに、空気だけが重くなる。

精神的な消耗が大きく、このまま続けるべきではないと判断し、撤退を決断しました。

(当時の出来事)
2008年には、リーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけに金融危機が世界へ広がりました。

市場環境も大きく揺れ動く中で、IBF自身もまた、成果責任と事業継続の難しさを強く実感した時期でした。

 

 

創業から2008年前後までのIBFは、

・SEOによる集客支援
・サイト設計による成約対策
・運営代行
・リピート領域の学習
・完全成果報酬への挑戦

と、支援領域を広げてきました。

その背景にあったのは、
「成果は一つの専門領域だけでは作れない」という実感です。

SEO専門会社として始まったIBFは、ここで大きな分岐点を迎えます。

専門性を捨てるのではなく、専門性を持ったまま、総合的に支援する。
集客、成約、リピート、システム、運営を連動させる。

この考え方が、後のEC総合支援へとつながっていきます。

 

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