今回は、特にEC事業社様はもとより
小売、店舗保有企業様などは
特にヒントになるかもしれません。
米国小売大手ウォルマートのリテール事業が
凄い事になっていました。
・リアル店舗の利用価値
・マネタイズ、流通、販促の多角化
などの、アイディア派生に繋がるかもしれませんので
興味のある方は、ぜひご確認ください。
筆者自身、もう10年近く海外旅行に行っていませんが
現地の買い物で必ず立ち寄っていた店舗の一つが
「ウォルマート」でした。
その理由は、圧倒的な規模感と、
英語が苦手な筆者でもショッピングが簡単だったからです。
ECとは対極にあるリアル店舗の様子を見学する目的もあり、
必ず足を運んでいました。
そんなウォルマートのEコマース部門が
驚くような状態になっていました。
※ 「リテールメディア」というワードが飛び交った
2024年4月くらいからメディアに取り上げられていたみたいです。
2010年、当時は遥か先を行くAmazonを追いかける形で
設立されたウォルマートのEコマース部門。
当時、ニュースを目にした筆者は
「もう遅い。Amazonには勝てっこないでしょ…」と
冷めた目で見ていた記憶があります。
ところが、、、
久しぶりに同社の情報が目にとまったのですが
コレが凄い。
ポイントだけをお伝えしますと、ざっと以下です。
・毎週2億7,000万人以上の顧客が来店する強みを活かし(1) ・2021年にデジタル広告事業(媒体側)に参入(2)
・具体的には膨大な顧客データを活用したターゲティング広告
・SKUデータと連動したリアルタイム検証が可能
その結果
・2023年1月時点でデジタル広告事業の売上高は27億ドルに達し(3)
・2024年度には34億ドル(約5,000億円)に急増 ・これは、ウォルマート全体の営業利益の約3分の1に相当(4)
ざっと、上記のような内容です。
さらに、本コラム執筆時点の最新情報では
・デジタル広告事業の売上高が44億ドル(約6,500億円)規模にまで拡大し(5)
・2010年から今日(2025年11月27日時点)までで同社の株価は6倍に急伸(6)
当時「Amazonには勝てない」と高をくくっていた筆者としては、
先見の明の無さを痛感させられます・・・。(涙)
今後も、ECサイト内での広告を軸に
店頭サンプリングやデジタルサイネージ
他メディアとの連携なども強化していくようです。
┏┏┏┏┏【 学び 】┓┓┓┓┓
1)媒体・国を問わず「探す」という行動は最強のターゲティングの場!?
・ECサイト内でユーザーが検索すると、
表示される広告が増えるのは万国共通のようです(笑)。
→ 実際、ウォルマートのサイトで「lantern(ランタン)」と検索すると、
スポンサー広告がずらりと上位に表示されます。
→ 検索連動型広告の効率の良さは世界共通なのでしょう。
https://www.walmart.com/search?typeahead=&query=lantern
2)幅広く考えて「いい」。
・マネタイズ:店舗運営企業は「自社のEC広告」などMinスタートはあり。
・販促方法 :リアルでの物・サービスの情報伝達力 → 認識価値を見直す。
・流通形態 :評価・カニバリという難題を避けない → 企業価値の最大化が重要。
3)デジタル「体質」を1つの柱として追加構築する。は必須。
・デジタルアレルギー体質企業は200%衰退する → 判断や思考に必須要素なので。
・でも「顧客にとっての価値」はデジタルではない → 利便性や心地よさの手段。
・出口は「デジタル」 → 再現性・共通認識・検証にはデータ以外には不可能。
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以上となります。
今回のウォルマートの事例が、
どなたかのビジネスのヒントや参考になれば幸いです。
それでは、また別のコラムでお会いしましょう!
■ 参照元・出典
*1:Optimizon Ltd(イギリスを拠点とするEコマース/Amazon専門代理店)のブログ記事
*2:ウォルマートのプレスリリース
*3:ダイヤモンド・チェーンストアオンラインの記事
*4:ウォルマートのプレスリリース
*5:DIGIDAYの記事
*6:Investing.comのニュース記事