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EC業界・ネット広告業界・Webマーケ業界への就職・転職を目指している方へ(1回/全3回)

EC業界・ネット広告業界・Webマーケティング業界への就職・転職を目指している方へ(新卒・社会人3年目くらいの方向け)私だったら欲しかった情報。を3回に分けて発信していこうと思います。

対象となる職種は、営業・広告運用者・エンジニア・デザイナー、マーケティングプランナーなど、全職種に共通するテーマを考慮して整理しました。

EC業界・ネット広告業界・Webマーケティング業界への就職、転職は難しいのでは?何が必要なのか?などなど、不安を抱えている方にとって、何か一つでも参考になれば幸いです。

こちらの記事は、第1回目の記事となります。

 


企業『ポジション』の選択が重要

EC・ネット広告・Webマーケ業界、いずれの業界を検討するにしても、就職・転職先の候補企業の『ポジション』を考えて、選択することは重要だと考えます。

ポジションというのは、企業の立ち位置のことを指しています。

大きく分けて2つに分類されます。

 

●プレイヤー企業
●支援系企業

 

それぞれ確認をしていきましょう。

 

【プレイヤー企業】

プレイヤー企業とは、

・製品やサービスなど有形無形に関係なく、利用者に提供する企業が該当します。

製品、サービスといった、いわゆる「モノ」の調達方法は、自社開発や製造・OEMで調達しているメーカー系企業もあれば、製造や開発には一切関与せず、仕入れが主となる企業も存在します。

提供方法は、ネットをはじめ何かしらの媒体経由で、利用者に直接販売・提供する企業と、販売企業を経由して、間接的に販売する企業の2パターンがあります。

上の図は、「プレイヤー企業B社のシステム開発」の環境に関するイメージ図です。

特徴として(直接販売の場合)、消費者(顧客)が”近い”という点があります。その他にも、プレイヤーとして必要な部門&業務など、見ようと思えば見えるという点があります。

一方、他社(A社、C社)に触れる機会は、ほとんどありません。

 

【支援系企業】

支援系企業とは、

・プレイヤー企業を支援する立ち位置の企業です。

システム構築、各種ネット広告の運用・提供、デザイン制作、SNSアカウント運用代行、メールマーケティング代行、サイト分析などなど、これらに関係するコンサルティングなども、支援系企業に該当します。

上の図は、「支援系企業のシステム開発」の環境イメージ図です。

特徴として、あらゆる企業と接点を持てる点です。また、プレイヤーとは異なり、消費者や、プレイヤーとして必要な部門&業務などが”見えない”という点があります。

 

同じ『業界』『職種』でも、企業のポジションによって、得られる経験は、大きく異なるので、自身がどのような道を歩みたいのか?が、とても大切になります。

 

 

まずは「支援企業」がオススメ

どちらのポジションの企業が良いか?は、人それぞれの考え方があると思いますが、ビジネスパーソンとしての「市場価値」を、中長期的に考えるのであれば、まずは「支援系企業」を強くオススメします。

理由は3つあります。

 

理由1)スキルup

  • 携わる案件&成長意欲 次第で、スキルupのスピード↑
  • 様々な案件=自身のスキルの幅に直結
  • 業務知識を高める情報経路が複数持てる

 

理由2)様々な企業を知る事ができる

  • 選択肢が広がる

 

理由3)はじめての会社がプレイヤー企業だと・・・

  • 独自の観点や業務があり、他で流用するのが難しい
  • 情報が特定経路からしか入ってこない

 

理由3)は、ある程度の経験を積んでいれば、どちらもまったく問題はないのですが、「これから」という方には、企業独自の観点や業務を他に流用するのは至難の業です。

 

 

事前に体得しておきたい「4テーマ」

具体的には、【主体性】【俯瞰力】【論理的思考力】【整理力】です。

どのようなポジションの企業でも、職種でも、こちらの1姿勢3スキルの「4テーマ」を体得しておいて、損をする事は絶対にありません。

EC、ネット広告、Webマーケの業界に限った事ではなく、全業界に関係するかもしれません。

詳細は、次回のブログで共有するとして、こちらの記事は概要だけを共有して、終えたいと思います。

 

主体性

・自ら率先して[考える、仕事を探す、発信、質問、行動]する姿勢です。

俯瞰力

・当事者である自分・自社・自チームを、他人事のように全体を捉える力です。

論理的思考力

・結論を設定し、結論を構成する要素をグループに分ける力です。

整理力

・課題や調査すべき内容、ヒアリング事項などの整理力です。

 

以上の4テーマは、日常生活から意識して行動しておくと、日々の業務パフォーマンスに、かなりプラスに働きます。

 

スマホで「スグ」に答えがある。という便利な世の中ですが、EC・ネット広告・Webマーケといった業界の現場では、簡単に答えが出ない場面がほとんどです。

先ほどの4テーマを意識して脳を刺激してみてください。

 

インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社

宇都雅史